レッドクリフPart2

ってなわけで、見てきました。まぁツッコミどころとかいろいろあるのはあるが、正直すごいと思いました。当初2部仕立て???ってどうなのよー!って思ったけど、2部のほうがおもしろかったし、監督のやりたかったこと、訴えたかったことは素直に出ているんだと思ったし。未だかつてない、孔明×周瑜っていう友情W主役でこんなにきれいにまとまるってことに感動した。ちなみに今では完全に生粋の魏ファンな私ですら、金城孔明は当たり役だと思わせた時点でほぼほの成功じゃんみたいな(笑)
笑ったシーンといえば、やはり魯粛さんですかね。案山子にずっと話しかけてたり、矢が足りないかもでビクビクしてたり…この人は終始わらかしてくれました。孔明周瑜が仲良し設定だから、演義ほど間抜けにならなくてすんでたし(笑)表情豊かでかわいかった。
ちょっとぐっときたシーンは尚香と叔材の話で、最後叔材が死んじゃうところ。あそこはうっかり泣きそうになった(^^;
見どころは、趙雲×周瑜の2プレイヤーでの同時無双乱舞とか?(笑)なんかこの二人やたらめった気が合ってるじゃないですか…。監督この二人好き?みたいな。
かっこよかったのは、曹操の詩のシーンかな。まさかちゃんとフルで詠んでくれるとは!!短歌行いいよなぁ。この詩好きだ。
最近三国志がブームでいろんな層に結構浸透しつつあって、いろいろかっこよく書かれてたりするからあれなんだけど、この監督の映画はなかなか三国志演義の雰囲気を壊さない古典的な作風ながら、現代っぽい合理的な思考だったり、キャラの立たせ方だったりが盛り込まれていて、そうゆうところうまいなぁって。まぁ最後は反戦のメッセージが思いっきり出てましたけどw見てる間、いくつかのネタが頭の中を右から左に流れて行ったりしましたが、そうゆう行間みたいなのがあったほうが楽しんで見れるしね。
それはそうと、今日トランクルームを整理していたら、「思い出」って品名に書いてある箱がでてきて、中開けたらもう…12年〜10年くらい前のスケブやらネタ帳やらがどっさりと…(笑)もう、わたしにどうしろと言うんじゃってくらいのものがぎっちり!!10年前なら間違いなくレッドクリフで1冊作ってたな。それにしても、10年前、技術どうこうじゃなくて、イキオイやネタの張りが…若いって素敵(涙)そして、10年前私はすでに荀紣ファンだったらしい…。