素敵な箱をみつけました。


この間スーパーで何気なく買った、ロッテのPLUSX CUBEというガム。ガムはキューブ型の普通のガムなんだけど、箱がすごい!!ともかく、これを考えた人は天才だと思うんですよ!!というわけで、箱をカイターイして何がすごいかを説明しよう(笑)


まず蓋をあけると写真1の矢印のように、口のところが少し折れている。一見何のために折れているのかわからないが、これは蓋を閉めた時蓋が下になってもこの紙が中で抑えとなって簡単に蓋が開いて中身がこぼれるのを防ぐ役割をしている。折れている部分の右横にコの字型に型抜きされている部分(写真2の矢印部分)があるが、そこにはガムを捨てる時に使う紙(ポストイット)が挟み込まれている。ちなみにこちらも、抜かれていないコの字の真ん中部分が抑えとなって、ポストイットが滑り出るのを防ぐ役割を果たしているのだ。写真2のように、ガムを取り出すとき、箱を傾けるとふたの部分にキャッチできるようになっている。
さて、写真4の矢印部分だが、こちらは下の切り込みが入れられた部分の紙が出っ張ることによってポストイットが箱の下まで入り込んでしまうことを防いでいる。で、なんといっても驚きなのが、これだけの仕掛けが詰まった箱が、最終的には一枚の平面を組み立てることによってできているということだ!写真5のように抜かれたものを巻いて組み立てていくことによってできている。しかも、基本的に同一方向への巻きのため、印刷面は片面ですんでいる。これ6色刷りかなぁ…。ルーペないからわからないけど…。
このちっちゃい箱にこれだけのアイデアが詰まっているとはあっぱれなもんである。久々に感心するPOPに出会ったよ。これ考えた人偉いな〜(笑)