英雄たちの叙事詩・赤壁 6日間 【魏コース】 No.3

テンションマックス3日目!殿ん家行くよ!こんなハイなのありえないよSP

移動:鄭州→(車)→洛陽→(車)→許昌
観光:漢魏古城、関林、(龍門石窟)、灞陵橋公園、曹丞相府景区、春秋楼
宿泊:許昌迎賓館(YINGBIN HOTEL XUCHANG)

今日は朝ゆっくりだよー!っていっても8時出発だけどねー(笑)ということで、朝ご飯をホテルのバイキングでこれでもかってくらいに食べ、一路漢魏古城へ。漢魏古城跡にも一面、農作物(トウモロコシ)が実っていました。ちなみに東西南北に延びた城壁が地下にうもっているらしいのだが、上に積まれたレンガくらいしか見えないw一応国の重要文化財に指定されているとのことなんだけど、農民が自分の土地を広げるためにそうとう壊しまくったとのこと…重要文化財、何それおいしいの?を素でやってるかんじ…(^^;というわけで当時に思いを馳せながら、煉瓦のがれきの上で記念撮影(笑)
その後関羽首塚・関林へ。関羽は神様(聖人)だからお墓は「関林」というそうです。ちなみに陵は皇帝の墓、墳は一般ピープルの墓、林は聖人の墓、貴族は…忘れたwそれにしても関羽を祭ってある場所、マジ多いですよ、さすがwwwそしてどこもきれいにしてありますね〜。その中のハンコ彫師のおじさんにハンコを彫ってもらいました〜。石の底面に名前を彫ってくれるほか、側面に好きな言葉とか詩とかも彫ってくれるというので、そこはやっぱり曹操の短歌行(冒頭8行)を彫ってもらいました〜!最初短歌行っていったら100文字超えるーって言われたので…てかお守り代わりに持つような小さい石が可愛かったら、全文は無理だったーwそらそうだ。この後本当は世界遺産である龍門石窟に行く予定だったんだけど、もともとツアーに入っていなかった曹丞相府に行くことになったため、一刻も早く許昌に行くためあえなく割愛。橋の上から写真は撮ったよー!って普通ならそこまで行って世界遺産見てこないとかありえないんだろうなぁ…でも今回の趣旨からしたら丞相府は譲れない…w
昼食をちゃちゃっとすまし、洛陽からあこがれの許昌へ!どうでもいいけど許昌って日本のガイドブック、どれをみても載ってないのね…田舎で悪かったな!wこの頃すでにテンションかなりヤバメでした(笑)
許昌に着いてすぐ灞陵橋公園へ。なかなか綺麗な公園でした。流石殿のホームグラウンドだけあって、殿メインでのいろいろなものがありました。「青梅亭」では曹操劉備が英雄論を交わしたシーンが再現されていました。ちょうど雷で箸を落として劉備が驚いてるところでした。んでもって、池には曹沖の象の重さを量ったエピソードが再現されていたり、入ってすぐの大きな壁には関羽とのお別れのシーンが彫刻されていたり…。公園内にある関亭廟では関羽と一緒の建物に殿もいたよ!!良かったね、殿!でも関帝廟内の庭の壁画では関羽の一生が描かれていたから、殿は思いっきり赤壁で泣いてるシーンが描かれていたよ!(笑)公園自体もすごく綺麗で、のんびりしたいい公園でした。
さて、灞陵橋公園の後は、おまちかね曹丞相府景区へ!このテーマパーク、友だちがネットで見つけてきたんだけど、今年の6月にオープンしたてでまだ情報があんまりなかったんだよね。だから中国語でコピペしてググっても住所とか出てこないし…もちろん新しすぎてツアーにも組み込まれてないし。でもここまできたらどうしても行ってみたい!たとえ残念なかんじだったとしても行ってみたい!という強い希望の元、現地のガイドさんと交渉。旅行社は他のお客さんの事やパッケージツアーだからという理由で事前のチェンジを断ってきたんだよねー…もうこれは現地で交渉するしかない!みたいなwガイドさんも最初は渋ってたけど、うちらの篤い説得に「わかった!必ず連れて行きます!…場所わからないけど!(←この辺いい加減・笑)」と快諾してくれました。ということで、一晩あるから調べとくのかと思いきゃ、許昌つくなり車からバイクで走ってる人とかに聞いてましたw道もあっちこっちで車から外の人に聞いてましたよwwwこのガイドさんめちゃ楽しい人だった!
そうこうするうちに、出来たばかりのテーマパーク・丞相ん家に到着!確かに出来たてだったよ!そこでも広場でビック曹操の像がおで迎えしてくれました♪殿かっこいいー!んでいざ中へ!てか、すごいよ!ちゃんと曹操メインでのしっかりした展示物があるよ!!これは思った以上によかった。てか、魏コースならこれいれてナンボだよ!ってくらいちゃんとしてました。メインの建物は3つあって、それぞれ人材の部屋、軍議の部屋(官渡の部屋ってかんじかな)、詩の部屋とテーマごとに分かれていて、見ごたえ十分。これ作った人本当に曹操好きだよ。すごく愛情が感じられるよ。もう、こんなにたくさん殿配下のみなさんが登場するなんて…いまだかつてなかったよ…(嬉涙)この曹丞相府、まだ作りかけで、現在は1期が完成したところとのこと。第2期では郭嘉考案の兵の移動(官渡の戦い)シーンを地下に再現したりするそうで、全部完成すると第3期まであるそうな。完成は2〜3年後になる予定らしいから、絶対また行きたいです。てか行く!(笑)※このテーマパークについては以下写真参照(笑)
丞相府でテンション振り切れた後(笑)すぐ近くの春秋楼へ。関羽の仮住まいと近くに丞相府…なんていい場所なんだ、許昌許昌最高♪春秋楼もすごく綺麗にしたあって、いかにも古典的中国って感じでした。やっぱり関帝廟が大きくて立派でした。
夜は許昌料理と言われる豆腐料理店へ。てか厚揚げだよね?厚揚げだよ…w

漢魏古城跡:レンガの下に重要文化財が眠っているらしいwとりあえず何を撮ればいいかわからなかったから、その辺のレンガを手に撮ってみたwww


関林:ハンコの側面には短歌行が!!これはうれしいお土産でした♪本当に器用だよなぁ…。ちなみに石は全長3cmくらい…いかにこの文字が小さいか分かってもらえると思う。


灞陵橋公園:曹操関羽の別れのシーンを再現!青梅亭では劉備曹操が英雄は誰かを語っている。ちなみに右上の曹操関帝廟内の壁画を撮ってきたもの。赤壁の時華容道で関羽に命乞いをしているところで表情がなんともなんとも…(笑)

[曹丞相府景区]曹操ん家SP(笑)


ビック曹操がお出迎え〜!こちらの殿はえらくダイナミックなポーズをとっていたりするwしかしでかい!!旗とか市内の看板も曹&三国志一色♪許昌良い街、一度はおいで〜♪


こちらは迎賢堂。その名の通り求賢令と人材のお部屋!もう…荀紣郭嘉〜程碰〜荀攸〜…!!!こもりたくなる部屋でしたw求賢令のレリーフの左右には主な家臣が彫刻されていたんだけど、左側の武官の中に関羽が!!!これ作った人、曹操のこと本当に愛してるよねwww


次のお部屋は議事堂。官渡の戦い前の軍議再現(でもなんで許攸がいるんだろう…ってのは置いといてw)とか、官渡の戦いを前哨戦とかすべて細かく説明している展示パネルとかがある。右上は郭嘉(白)と賈詡(黄)だったりする。蝋人形が結構本格的に作られてて、写真で見るとちょっと本物っぽいw


最後のお部屋は腑詩楼。曹操の文化的な展示がされている。三曹はじめ、建安の七子だったり、曹沖のエピソードだったりいろいろ面白い。面白いのが、その展示の中に、曹操の奥さんSと子供たちの一覧表があったり、3階部分は何故か三国時代の代表的な女性陣のパネルが展示されている(二喬とか祝融とか貂蝉だったり…)。もうどんだけ曹操愛してるんだろうこれ建てた人…ってかんじでした。そして建物外の両脇には曹操の詩を大きな竹巻に書いたオブジェが展示されている。備え付けのボタンを押すと朗読してくれたりもする。が、短歌行は壊れていたー!むがー!!そして私がむがむがいってると代わりにガイドさんが読んでくれました(笑)

丞相府、もう最高に面白いですよ。これ出来上がったらどうなるんだろう。ここ1日いても飽きなさそうwww

春秋楼:丞相府の眼と鼻の先。やっぱりわかってるよね!ばんざーい許昌市!すごく愛情あふれる街だよ、許昌

というわけで、4日目に続く。