英雄たちの叙事詩・赤壁 6日間 【魏コース】 No.4

南下するよ4日目!負け戦なんて気にするな、それワカチコ…(ry SP

移動:許昌→(新幹線)→武漢→(車)→赤壁→(車)→武漢
観光:赤壁公園
宿泊:武漢新世界酒店(NEW WORLD HOTEL WUHAN)

朝ホテルを6:40出発して7:24の新幹線@許昌駅にて武江(武漢)駅に向かいました。やっぱり朝早いよ〜5時過ぎ起きだお〜…という眠たい頭に朗報!許昌駅の待合室の壁には曹操許昌の観光地の絵が描かれていました!もちろんそのままテンション上がりまくりで早朝からカメラフル稼働でしたw(ただし眠いのと暗いのでピンボケしまくりなんだけど…orz)そんな素敵な許昌にさよならを告げ(告げたくなかったけど)武漢へ南下すること約3時間半!遠いお…。しかも、武江駅についてから赤壁まではさらに車に揺られること約3時間!!どんだけ広いの?どんだけ広大なの?どんだけ…中国、スゲェ(絶句)てか。考えてみたら文明の利器をフル活用してこれなんだよね…当時騎兵と歩兵を引き連れて南征に向かった殿とかってどんだけすごいんだよ…そらホームシックになって曹沖に会いたいとか言いたくもなるわなぁ(笑)おまけに今は山とかぶち抜いて一直線だけど、新野で劉備を追っかけまわしてー、山を避けてーとかやってたら半端なく迂回することになるよね…。「南征するぉ!!」という一言で何十万人の人を動かすって…やっぱり曹操すごいね…並大抵の人じゃ出来ないね。秋に行軍を始めて、食糧を確保しながら南下して、冬に戦うっていのはなかなか理に叶ってるよね。なんて考えながらの爆睡列車の旅だったことは言うまでもなく(ダメじゃん・笑)
さて、昼も大概回った頃、やっと赤壁古戦場跡こと赤壁公園に到着。なんかここからは蜀・呉の香りがするよーw赤壁市にある赤壁の古戦場公園はかなり大掛かりなテーマパークで、きちんと整備された公園になっていました。ちなみにこちらも現在増築中とのことで、大きい船のショー舞台やホテルなんかも建設中だそうな。もう1年もすればもっと大きなテーマパークになるみたいです。公園内には有名人物(呉と蜀に限る・笑)の名前の付いた建物などがいっぱいでした。子敬の池とか孔明の拝風台とか龐統が祭られている鳳雛庵とか公勤楼とか小喬の飯処みたいなのとか…。ちなみにこの日のお昼は遅昼で、小喬レストランにて魚の粗煮スープみたいのを食べました。ガイドさんは田舎料理であんまり美味しくない(酷)とかいってたけど、何気にあのスープはお気に入りでした。そしてかの有名なビック周瑜の像にもご対面!てか、中国って敷地が大きいからか、ともかく全てジャイアントサイズだよねw周瑜の視線の先には烏林が見えているそうな。だから横向いてるのね…。
赤壁公園を満喫したあと、現地のフェリーにて長江を渡り、烏林を抜けて陸路武漢へ。が、but、しかーし…そのフェリーとやらは定時制のものではないらしく、客が溜まったら走るというアバウトなもの…運悪く、ちょうどフェリー乗り場に着いたときに出てしまい、およそ2時間弱待つ羽目に…。長江にくれていく夕日をのんびり眺めながら舟を待ちましたwwwその時のガイドさんのぼやき…「蜀コースの人たち、もう三国宴(夕飯)始まってるよ…」。どうやら蜀コースの人たちもこの日程で来ていたらしく、この日赤壁公園でニアミスしていたようです…ていうか、1,800年経ってもやっぱりこの地じゃ勝てないんだ…(爆)
やっとのことで長江を渡りきってさて、ホテルへ…てかここからがスリリングだった。運転手の劉さん…ものすごい攻め!(笑)すっかり日が暮れてしまって、街灯もない真っ暗な道を飛ばす飛ばす…!自転車も人も歩いてたりするんだけど、はっきりいって見えないほど暗いのに、対向車線とかかまわずあいてればバンバン走りまくる…!これまでも中国の運転って結構荒いなーって思ってたけど、この日はマックス怖かった(笑)もう、頼むから100キロ以上出しながらクラクションとライトで会話しないでください…みたいなw
この日は赤壁スペシャルということで、夕飯はホテルで「三国宴」と名づけられたコース料理が出てきました。孫劉の結婚式というようなスイーツ的なものなど、なかなか面白かったです。ホテルはとっても綺麗で新しくて、多分このツアーの中では一番いいホテルだった気がします。
その後街をフラフラしながら足裏マッサージ…あれ、数日前と同じパターンか…?wに行って再びホテルに戻ってきました。てか武漢の街ってスポーツ用品店街なのか!っていうほどありとあらゆるスポーツ用品店が並んでました。

許昌駅。左:灞陵橋での関羽とのお別れシーンは、例の関羽が直垂を青龍刀で引っ掛けるところ。真ん中は春秋楼、右は天子を迎えるところです。ちゃんと許昌の3大観光地が描かれてます!てか、許昌本当に曹操売りにしてるから!こんな素敵な街があるなんて幸せだわ!(笑)


赤壁公園です。ビック周瑜は烏林をにらんでます。テレビで見た「赤壁」と描かれた壁も見れました。結構広い公園で、アップダウンがあるからじっくり見ていくと結構時間かかるかも。


赤壁宴」というコース料理は<甕中之亀、水滝七軍、子竜護主、三足鼎立、孫劉聯姻、群英会>の6種類。ちなみにこれは子竜護主という料理。これ「護」という字の簡体字がわからなくて最初「子竜と主だから、趙雲劉備じゃね?」っていう話になりかなりの物議を呼びました。え?じゃあこのさくらん劉備?っていう結論でその場はおさまったんだけど、次の日の朝起き抜けに友達が「昨日の料理さ、あのさくらんぼ阿斗だったんじゃね?」の一言でなるほど合点wそうだよね、趙雲劉備の出会いシーンじゃ地味だよね…。にしても今考えたら、なんで趙雲なのにこのシーンを思い浮かべなかったんだろう…。


で、こちらがホテルの部屋。っていうか、風呂(笑)完全ガラス張りに思わず爆笑の上撮影を。もちろん入るときはカーテン引いて中見えないようにできるんだけど…。もう頭ん中蒼天の殿がカーテン引かずに入っててそこに運悪くベットルームフリーパスの夏侯惇とかがうっかり入ってきてここぞとばかりにいじられてみたり、荀紣が「アイヤー」とかいってシャーってカーテン引いたり、郭嘉が怒ってたりするネタが飛び交って大変でした。いやぁ、爆笑爆笑。

ってなわけで、次5日目!