英雄たちの叙事詩・赤壁 6日間 【魏コース】 No.5

5日目!武漢戦国時代 SP

移動:武漢→(飛行機)→上海
観光:黄鶴楼、湖北省博物館、上海夜景クルージング
宿泊:上海賓館(SHANGHAI HOTEL

さて、朝からモリモリ朝食を食べて、いざ市内観光へ。いやぁバイキングってついつい目移りしちゃうよねーwまずは長江大橋を渡った先にある黄鶴楼へ。国慶節の飾りである雪洞があっちゃこっちゃにつんでありましたwで、黄鶴楼内にある費イ亭を見にいったんですが、何故にこんな裏手に…?というところにひっそりありましたwまぁいいけど。黄鶴楼自身はすごく高くて、一番上まで上ると、街が四方に一望できました。(ある意味このツアーの中で一番邪念なしに見れた観光地だった気がするよ…w)
んで黄鶴楼に行った後、お茶を飲んで、湖北省博物館へ。武漢という土地は、戦国時代には楚があったらしく、楚にまつわるいろいろなものが発掘されて展示されている博物館でした。てかね、正直あんまり期待してなかったんよ、博物館ってさ、ところがどっこい、戦国時代の武器とか、食器とか、装飾品とかめちゃめちゃいっぱいあって、それがなんとも魅力的でして…友だちと二人、楚の文化館的展示室から出てこないこと出てこないことwwwついつい見入っちゃいました!装飾品は綺麗だし、楽器は面白いし、食器はある意味繊細だし、武器はすごく考えられてるし…昔の人って本当にすごいと思いましたよ。てか、武器!特に弓矢のヤジリがすごいの。ヤジリの先端部分から下に空洞部分を設けてあって、矢が刺さったら抜かなくてもその空洞から血が出て行くという、めちゃめちゃ殺傷能力が高いのよ。なんつーの…良く考えるよね、ホント。食器は丸い足つきの香炉型っぽいものがすごく綺麗でした。まん丸じゃないんだけど、よくこんなに綺麗なカーブを作れたよねっていうくらい綺麗な丸みを帯びていました。楽器もすごくいろいろなものがあって、ちょっと音色を聞いてみたいなって思ったよ。そんなこんなで、この博物館大きくて全部は見られなかったんだけど、かなり面白い博物館で、見ごたえ十分でした!
お昼ごはんを市内でとった後、空港から飛行機で上海浦東空港へ。ふと思ったんだけど、中国語の「再見」っていう別れ際の言葉っていいよね。「さようなら」とか「Good-bye」っていうより、またね!ってかんじで。ちなみにちょっと調べてみたら、日本語の「さよなら」は「左様ならば」が縮まったもの、英語の「Good-bye」は「God be with you」という相手の無事を祈った言葉が語源だそうな。こう考えると日本語のさよならってそっけないよねwだったら「またね!」とか「See you!」のほうがいいなー。中国語頑張ってみるかなぁ…(単純)
上海では夕食の後、夜景を見にナイトクルージングへ。ガイドさんから勧められたオプショナルツアーで、空港着いたときものすごい雨だったから微妙って思ったけど、ここはもう最後!行っとけ、行っとけ!みたいなwてかこれ行かないと上海って本当に国際線乗り継ぎのための素泊まりだったしねwというわけで、行ってきました。てか電飾すごいねー!100万ドルどころじゃないよ、あの電飾の量はwあと森ビル高ッ!一番天辺なんて雲に隠れてるよ…確かに上海ツアーに「森ビルに登る」っていう観光が組み込まれているわけだ!ちょっと登ってみたいかも(ほら、馬鹿と煙はなんちゃらっていうし…w)まぁ機会があれば一度は登ってみたいですね。

黄鶴楼:たくさんの詩人が詩を読んでたりする場所でした。ちなみに蜀の費イ亭もひっそりありますwこれとは関係ないんだけどさ、この時ふと思い出した王昌齢の詩、これだわ、あの時ちゃんと思い出せなかったんだけど。この詩NHK漢詩紀行で知ってから、なんか切なくて好きなんだよね。
「寒雨江に連なって夜呉に入る/平明客を送れば楚山孤なり/洛陽の親友如し相問わば/一片の氷心玉壺に在りと」
これも呉の土地に入った時の詩だったんだね。



湖北省博物館:いろんなものがいっぱいあって、見きれない!!左から、矢じり・酒のサーバー?・楽器・食器です。


上海の夜景はさすがなかなか圧巻でした。ただいろんなもので霞んでいて、あんまりクリアーには見えなんだよね…。

そんなわけで、全観光終了。最後はおまけの6日目!