本屋大賞あれこれ
今年も本屋大賞の時期ですねぇ…ってちょっと前ですけどwそんなわけで、いくつか気になったものを読んでみました。今年は本屋大賞+中2大賞でしたねー。自分に速読能力があったら10タイトル全部読みたいところなんだけど、生憎活字は苦手で…(いいのか?w そんなわけでとりあえず4タイトル程読んでみました。
- 作者: 東川篤哉
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/09/02
- メディア: 単行本
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- 作者: 夏川草介
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/09/28
- メディア: 単行本
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読んでみて、なにげに泣けるし悲しい場面とかいっぱいあるんだけど、なんでか心があったかくなるお話でした。主人公の気持ちの中に「悲しむのは苦手だ…」っていうのがあって、なんかすごい共感。それとこの話って医療現場を通して人と人の物語に終始してるし、どうしたら一番いいのかっていうことに対して答えがない中で、いろんな葛藤があるんだけど、「良心に恥じないことだけが、報酬だ」っていう、答えがないなりに自分自身でたどり着いたある種の結論みたいなものがあるので筋がとおっててすごいとおもいました。1巻はがん末期患者の一人身のおばあさんとの触れ合いを通じて、2巻はずっと一緒に働いてきた、面倒をみてもらってきた先輩先生の死を通じて、最新治療をただ無機質に施すだけが医療ではないという作者の主張がよく出てたと思います。人は生まれたら必ず死ぬ。助からないとわかった人には医療はいらないのか?どんなふうに送ることが正しいのか。答えはないでしょうが、ただ、もしあんなに一生懸命に考えてくれる人がそばにいれば、送られる人は幸せなんだろうなぁって思いました。映画は…みにいけるかな…どうだろう…w…とりま映画館で号泣してこようと思います!
- 作者: 有川浩
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/08/20
- メディア: ハードカバー
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すごいテンポでトントン話が進んで行きました。なんか切ない…。やっぱり人が死ぬ話は苦手です(;;)
- 作者: 山田玲司
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/12/13
- メディア: 新書
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まぁそんなわけで、ちまちま読んでみたりしてるわけですが、このほかに気になってるのは「キケン」と「悪の教典」くらいかしらんw「錨をあげよ」はちょっと重そうだし、長そうだし…「ふがいない僕は…」は最初5ページで「これって何?エロ本?」的かんじで読むのなえました…orzでもこれ2位なんだよねぇ…最後に大どんでん返し的に心を打つなにかがまっているのだろうか…謎だw「ペンギン・ハイウェイ」はのほほんとしたイメージだから機会があったらよんでみてもいいかもだ。過去作は「告白」くらいしか読んでないけど…w
なんて読んでる間に待ちに待った僕僕先生の最新刊でたーwとりあえずそれからで…w